ゴールデンウイークはどこへ行っても混んでいる。でも、晴れていたりすると、ちょっとは外に出たい。どうしよう、というときに、東久留米には誇るべき川があることを思い出していただきたい。「平成の名水百選」に都内で唯一選ばれた落合川上流は、散策に絶好の地だ。(カバー写真:都立六仙公園)

 ただ、それをご存じの方も多いらしく、多聞寺と毘沙門橋の近くで川に直接入ることもできる「いこいの水辺」は人気で、小さなテントで〝満員〟状態。

 そこでおすすめなのが、南沢給水所の近くにある広大な六仙公園だ。

 ここは縄文時代中期の遺跡であり、東久留米市の第八小学校の跡地でもある。東久留米市の公園かと思ったら都立公園だった。どうりでデカイわけだ。2006(平成18)年の開園。

 公園は高台にあるが、縄文遺跡があっただけあって、すぐそばには落合川の源流をなす南沢湧水、南沢緑地保全地域がある。

 交通の便の影響なのか、訪れたこの日、落合川の混みぐあいに対して、この地はひじょうにすいていて、じつに気持ちいい空間が存在していた。

By 杉山尚次

1958年生まれ。翌年から東久留米市在住。編集者。図書出版・言視舎代表。ひばりタイムスで2020年10月から2023年12月まで「書物でめぐる武蔵野」連載。

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