記者会見する富田竜馬・東久留米市長

 東久留米市の富田竜馬市長は8月25日の記者会見で、タウンミーティングや座談会など市民との対話集会での市長の受け答えの内容や施策への反映結果などがオープンになっていないとの指摘に対して、改善に取り組む姿勢を示した。

 東久留米市は2026年も10月31日と11月1日の2日間、計4回にわたって市長と市民が語り合うタウンミーティングを開催する。テーマは「ともに進める新しい東久留米づくり」。

 これに関連して、記者が「市長が就任以来行っているタウンミーティングや座談会『竜馬が来る』などの結果の公表が、開催事実や簡単な参加者の声の紹介にとどまっていて、市長がどう受け答えたのかが全く触れられていない上、市民の意見や提案が市の施策にどう反映されたかの記述がなく、市民の声を聞き置くだけの形式的なものになっているとの批判がある」と指摘した。

 これに対し富田市長は「市政を進めていく上で市民の皆さんの様々な意見に耳を傾け、アイデアを伺うのは極めて重要だと考えていて、必要に応じて私の意見も伝え、やり取りをしている。いいアイデアだなと思っても限られた財源の中で実現が難しいこともある。実現すれば『提案を聞いてくれた』と評価され、実現しないと『聞いてくれなかった』という批判につながっているように思う。意見交換での市長の発言や結果を提案した本人や広く市民にどうお伝えするか、ほかの自治体の好事例なども参考に考えていきたい」と述べた。

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By 中澤哲哉

1952年生まれ。東久留米市に住まいを求めて28年。NHKやSBC信越放送(長野市)で事件、災害などを中心にニュースを取材・制作。退職を機に地域の課題やヒト・モノの魅力などを取材中。出身地の長野県佐久市と東久留米市から名付けて立ち上げたSaKurume通信(さくるめつうしん)でもコラムを発信。

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