小平市役所

 サイバー攻撃によって10月7日朝から閲覧できなくなった小平市の公式ホームページは、8日も閲覧不能の状態が続いている。復旧の見通しは立っていない。

 市シティプロモーション課によると、7日に続いて市民からの問い合わせは相次いでいるが、行政への支障は今のところ確認していないという。

 一方、小平市議や都議らがSNSで市の発信する情報や閲覧不能の代替措置を掲載。安竹洋平市議はXに市ホームページのアーカイブ(暫定)と市役所各課の問い合わせ先(電話番号)を掲載して閲覧不能に対応した。

 7日午前8時5分に障害の発生を覚知した小平市は同日午前8時47分、XとLINEでホームページが閲覧不能の状態にあることを公表した。半日以上経過した同日午後9時6分に市議らに「市ホームページのシステム障害の発生について」と題するお知らせ、同9時15分に同じタイトルのプレスリリースを各メディアにそれぞれ送信した。

 内容は(1)閲覧障害はホームページ委託先クラウドのランサムウェア(身代金要求型のソフトウェア)被害による(2)復旧時期は未定(3)ホームページ利用者の個人情報漏洩の恐れがある――など。市民に対しては翌8日午前8時30分、同様の内容をSNSで公表した。

 情報の発信方法について、シティプロモーション課は「現在、どういう情報をSNSで発信していくか検討を進めている」という。「情報を発信しすぎると重要な情報が埋もれてしまう。各課からの依頼を集約して市民生活への影響を考えて優先順位を決める。必要な情報にアクセスできるリンク先や連絡先も近く掲載していきたい」と話している。

 

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By 片岡義博

共同通信社の文化部記者として主に演劇、論壇を担当。福岡編集部、文化部デスクを経て2007年にフリーに。書籍のライティングと編集、書評などを手掛ける。2009年から小平市在住。

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