東村山市野口町の北山公園で菖蒲まつりが6月1日から16日までの予定で開かれており、好天に恵まれた8日は600種10万本の花菖蒲が見頃のピークを迎え、多くの見物客が紫、黄、白など色とりどりの花やイベントを楽しんだ。(カバー写真:東村山市・北山公園の菖蒲まつり=6月8日午後2時ごろ)

 同市の北西部、八国山の南側に広がる約6300平方メートルの北山公園は元水田で、宅地開発の波に飲み込まれそうになったのを市民の要望で市が買い取り、約40年前公園として整備。菖蒲苑として都内有数の「名所」となった。

 園内ではボランティアが訪れたグループ客に花の特徴、栽培の歴史などを説明。北山公園の固有品種「北山乙女」の前では盛んにカメラを向ける姿が見られた。

 琴の演奏やゆるキャラとの撮影会、夜はライトアップ(8、9日のみ)も行われ、模擬店の前には長い行列ができた。

 入場無料。問い合わせは東村山菖蒲まつり実行委員会=電話042-394-0511まで。

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By 飯岡志郎

1951年、東京生まれ。西東京市育ちで現在は東村山市在住。通信社勤務40年で、記者としては社会部ひとすじ。リタイア後は歩き旅や図書館通いで金のかからぬ時間つぶしが趣味。

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