髙橋家屋敷林(保谷駅北口)のマユミ


 モノトーンの冬枯れの風景に彩りを添えるのは、ピンクに色づいたマユミの実だ。

 西武池袋線保谷駅北口から歩いて5分ほどのところにある「下保谷特別緑地保全地区」(髙橋家屋敷林)で見られる。

 マユミは身近な里山に生えるニシキギ科の落葉樹で、紅葉した葉と実の美しさから、昔から人気のある庭木だ。10月頃からサイコロステーキのような四角い実を付け、熟すと四つに裂け中から暗い紅色の実が顔を出す。

 寒さが厳しくなるに連れて色の鮮やかさが増す。実は冬を乗り切る野鳥たちの貴重なエサになる。

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By 鈴木信幸

1950年、福島県会津坂下町生まれ。元新聞記者。現在、フリージャーナリスト。1980~81年滝山団地、81~97年ひばりが丘団地に住む。西東京市在住。

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