小平市教育委員会は9月28日、市立中学校の教諭が部活動指導員のタイムカードを書き換えて虚偽の実績報告をしたことなどによって指導員の昨年度の報酬に未払い金が発生したと発表した。

 発表によると、この教諭は部活動指導員(会計年度任用職員)の勤務実績が年間予定時間を超過することを知り、今年1月分の勤務時間を実際より少なくなるようにタイムカードの打刻を手書きで一部削除し、市教委に虚偽の実績報告書を提出した。

 さらに指導員から1月分の報酬が少ないと指摘された教諭は、1月分の報酬未払い分を補てんするため、2月分の勤務時間を実際より多くなるようにタイムカードの打刻を書き加えて虚偽の実績報告書を提出した。

 7月23日、指導員から「昨年度の報酬に未払いがあるのではないか」との問い合わせを受けた市教委が関係者の聴き取り調査を実施したことで問題が発覚。昨年4月から今年3月までに計7万4千円の未払いがあることを確認した。

 指導員は部活前の準備や後片付け、下校指導も行っており、担当教諭はそうした勤務実績を指導員に確認することを怠っていたため、指導活動の一部が勤務時間に反映されなかったという。

 市教委は遅延損害金を含めた未払い金額を確定した後、指導員に未払い分を支払うとしている。

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By 片岡義博

共同通信社の文化部記者として主に演劇、論壇を担当。福岡編集部、文化部デスクを経て2007年にフリーに。書籍のライティングと編集、書評などを手掛ける。2009年から小平市在住。

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