西東京市、東久留米市、清瀬市などで活動するハンドメイド作家らが7月6日、ひばりが丘グレイス教会(西東京市ひばりが丘2)で能登半島地震復興支援のチャリティーイベント「SOLEIL(ソレイユ)」を開催する。オリジナリティーあふれるハンドメイドのアクセサリー、手仕事を施した布製品、編み物による小物雑貨、インテリア雑貨などを製作者自身が販売する。今回で15回目。

 この他、アロママッサージなどのセルフケアや夏の日焼け対策メイクアップなど、さまざまな趣向を凝らした20店舗に加え、10店舗の飲食店を出店する。SOLEILメンバーは「おいしいとカワイイが大集合するイベントにしたい」と来場を呼びかける。

 同イベントは売上の一部を支援団体などに寄付し「被災地へエールを送りたい」との思いから2011年にスタート。ひばりが丘パルコ、イオン東久留米店、ひばりテラス118などで毎年開催されてきたが、2017年11月の開催を最後に7年間活動を休止していた。

 再開のきっかけは今年元日に発生した能登半島地震だった。主催する金井薫さんは、大規模な被害を目の当たりにして「居ても立っても居られない思いになった」と振り返る。イベントの再開を仲間に打診すると「ぜひやろう」と返事があり、開催が決まった。待ち望んでいたファンの声も大きかったという。

 会場はひばりが丘グレイス教会。教会のキッチンスペースを利用して飲食店の出店もできることになった。同教会の牧師である重見さんの「教会はコミュニティを育てる場」という考えと合致し賛同を得られた。

 金井さんは「普段は家族の為に一生懸命頑張る女性たちが生き生きと輝く、笑顔に満ちたイベントになれば」と期待を込める。

【関連情報】
・公式インスタグラム(soleil_de_hibari
・公式ブログ(SOLEIL DE HIBARI〜ひばりヶ丘でハンドメイド〜

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By 渡邉篤子

ひばりが丘在住約30年。音楽教室講師の傍ら公民館などで音楽講座の講師を務める。ひばりが丘でエリアマネジメントをする民間団体「まちにわひばりが丘」のボランティアチーム「まちにわ師」2期生。コミュニティーメディア「AERU」担当。

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