はなこタイムスの各記者が北多摩地域の年末年始の様子を写真で紹介。年明け7日まで随時更新。
12月28日
正月飾りが並ぶ西東京市の店先
クリスマスが過ぎれば、街は正月を迎えるムード一色に染まる。西東京市のあちこちの店先には、注連縄(しめなわ)や輪飾り、若松などの縁起物がところ狭しと並び、買われるのを待っている。諸物価高の折から、縁起物の値段も去年に比べやや高めだ。(鈴木信幸)
12月27日
逆風の年賀状、あなたは出しましたか?
懐かしの丸ポストが37本と、東京都内で一番多く残る小平市。ルネこだいら(同市美園町)前には日本最大の赤い丸ポストがそびえる。高さ2.8メートル、直径80センチ。15年前に市民らが作製して市に寄贈し、投函口が上下2つあって立派に実用されている。胴体は下水管、頭の部分は中華鍋を利用したというリサイクル作品であることもほほえましい。
2024年12月25日午後、集配作業に出くわした。確かこの日までに投函すれば確実に元日に届くはずで、袋には多数の年賀状が詰まっているのだろう。しかし年賀状は年々減少、今年ははがきが値上げされて、「年賀状じまい」が取りざたされる逆風下にある。
そんな中、朝日新聞が12月21日付土曜別刷りbeの10面「between 年賀状を出しますか?」の記事で、「はい」(出す)と答えた人が26%とあった。実は間違いで「はい」と答えた人は74%が正しい。本文の記事中でも、年賀状を出さないと答えた人が「7割を大きく超える」とあった。なかなかお目にかかれないミスで、朝日新聞は翌22日付で「訂正して、おわびします」と記事そのものを取り消した。
何かと物議をかもしている年賀状、みなさんは出しましたか?(飯岡志郎)