100年近く放置されていた狛犬が往時の姿に修復され、2025年の初詣を心待ちにしている。西東京市の下保谷天神社の手水舎(てみずや)隣にある天満宮跡に行く参道に鎮座している。体長約40センチ、体高約30センチと小ぶりだが、彫りは深く愛嬌のある顔をした秀品だ。台座には宝暦9(1759)年3月奉納と刻まれている。長い間放置されていたのを天神社の氏子たちが総代会で灯籠や参道とともに修復することを決め、今年10月に修復を終えた。生まれ変わって新しい年を待つ。

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By 鈴木信幸

1950年、福島県会津坂下町生まれ。元新聞記者。現在、フリージャーナリスト。1980~81年滝山団地、81~97年ひばりが丘団地に住む。西東京市在住。

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