西東京市立保谷第二小学校校庭で13日午後、新年恒例のどんど焼きが行われ、小中学生、PTA関係者、周辺住民など約1,200人が参加した。(カバー写真:武蔵野大学の和太鼓団体「隼」の演奏)
どんど焼きは、西東京市伝統文化等継承事業として補助金が交付されている。保谷二小PTA、ホニホニおやじの会(保谷二小父親の会)などで作る「保二小どんど焼き実行委員会」が毎年主催し、27回目になる。
燃やす門松、しめ縄などの正月飾りは参加者が持ち寄った。武蔵野大学の和太鼓団体「隼」のメンバーがたたく太鼓が勇壮に鳴り響く中、火が点火され火柱が高く立ち昇ると「炎が昇り龍みたいだ。辰年にふさわしい」と歓声がわき起こった。
会場では小中学生たちに、わたあめ、お汁粉、ポップコーンがふるまわれた。
ホニホニおやじの会のメンバーは、能登半島地震への義援金の募金を呼び掛けた。小学生も呼びかけに参加し、15万円を超える募金が集まった。集まった義援金は、日本赤十字社を通じて現地に届けられる。
実行委員長の北澤敏さん(55)は「保谷二小の6年生たちが募金箱を作り、大きな声で募金を呼び掛けてくれた。被災地に寄せる気持ちは大人に負けていない。人も募金もたくさん集まって感謝したい」と話した。