東久留米にある氷川台自治会が7日、新年恒例の「餅つき大会」を小山台遊園で行なった。今年で13回目。つきたての餅を味わおうと、会場には約200名が来場しにぎわいを見せた。
会場では誰でも餅つきが体験できるとあって、大人から子どもまで希望者が行列を作った。最終的には9臼、24キログラムの餅が出来上がった。
こうして出来た餅は、ボランティアらの手で丸められ、いそべ、きなこ、ごま、あんこの4種類をパックにして配布された。ボランティアに参加した7歳の児童は「楽しかった」と笑顔を見せた。
会場を訪れていた70代の女性は「開催できてよかった。コロナ禍の影響で、いまは(餅を)パックで配っているが、また以前のように、みんなで会場で食べられるようになってくれれば」と思いを話した。
同自治会は、コミュニティバスの運行や「子育てサロン」「認知症カフェ」など、地域活性に向けた取り組みが評価され、2018(平成30)年11月に、あしたのまち・くらしづくり活動賞の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞している。