紙バンドで籠作りを指導する宮下千寿子さん(右の女性)

 東久留米市でいま、クラフトバンド(紙バンド)による籠・小物入れづくりのサークルに人気が高まっている。

 もともとは東久留米市福島県人会内のサークル活動として始まったか、バンドを編むのに頭と指先を使うので、認知症の予防になると好評だ。自宅にこもりがちな高齢者の居場所や交流の場としても注目されている。

 参加者は、初心者から商品として売れるレベルの物を作れる人まで多士済々だ。最近は男性の参加者も増えている。

 主催者の宮下千寿子さんによると、参加者が作った作品は東久留米市の市民まつりなどで展示・即売されており、売れ行きは上々だという。

 宮下さんは「県人会の会員や市内の人でなくても誰でも参加できます。作り方は優しく丁寧に教えます。みんなで物作りを楽しんでいます。一度私たちのサークルを見に来ては」と参加を呼びかけている。

 サークルは毎月1回開かれる。今月は1月31日(金)正午から3時まで。場所は東久留米市役所向かいのビル1階にある「スペース105」。参加費は毎回500円(材料費込み)だが、体験参加は無料。

 問い合わせ:宮下千寿子=090(7208)4310

Loading

By 鈴木信幸

1950年、福島県会津坂下町生まれ。元新聞記者。現在、フリージャーナリスト。1980~81年滝山団地、81~97年ひばりが丘団地に住む。西東京市在住。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です