小平市立中央公園グラウンド(同市津田町1丁目)を人工芝化する改修事業について、人工芝による環境や健康へのリスクを考える講演会が2月16日、小平市美園町の美園地域センターで開かれる。
西武国分寺線・鷹の台駅に隣接する中央公園グラウンドは1977年に開設。経年劣化が進み、改修事業では耐久性、透水性に優れた人工芝化を前提に整備が進められている。
しかし人工芝には環境汚染や健康被害を引き起こす恐れのあるマイクロプラスチックや有機フッ素化合物(PFAS)を含んでいることが指摘され、欧米では人工芝の使用を禁止する動きが広がっている。
「人工芝からPFAS?!―ほんとうにいいの? 中央公園グラウンドの人工芝化」と題する講演会は市民団体「小平・環境の会」が主催。ブックレット『人工芝はなぜこわい?』(日本消費者連盟)の著者で環境ジャーナリストの栗岡理子さんを講師に迎え、人工芝の問題点について考える。
開演は午後2時。資料第500円。連絡先は電話=080(5496)7675(島京子)。メール=kodaira_kankyo@jcom.zaq.ne.jp
【参考情報】
・「新刊ブックレット」人工芝はなぜこわい?(日本消費者連盟)