被災地への支援を続けていく―。自治労(全日本自治体労働組合)傘下の西東京市職員労働組合と学童クラブユニオンの合同による「新春旗開き」が1月17日夜に行われ、会場の西東京市役所食堂で能登の特産品が販売された。

 組合員、市の幹部、市議などが大勢集まり、市職労の新年の門出を祝う恒例の旗開き。この日は阪神・淡路大震災から30年に当たり、能登半島地震からも1年が経ったばかりのため、旗開きに先立ち参加者全員で震災の犠牲者に1分間の黙祷(もくとう)を捧げた。

 開会のあいさつで、町田宏・市職労委員長は阪神・淡路大震災を忘れず、その後に発生した東日本大震災、能登半島地震の被災地への支援活動を続けていく考えを明らかにした。

 会場には、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市門前町から取り寄せた菓子類やバッグなどを販売するコーナーが設けられた。ある参加者は「被災地で作られたものを食べ、使うのがいちばんの支援になるのでは」と話した。

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By 鈴木信幸

1950年、福島県会津坂下町生まれ。元新聞記者。現在、フリージャーナリスト。1980~81年滝山団地、81~97年ひばりが丘団地に住む。西東京市在住。

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