大善院の豆まきの様子

 2月2日、東村山市野口町の天台宗寺院・大善院で恒例の節分祭が、冷たい雨がぱらつくあいにくの天気の中行われた。

 大善院は八王子市・円通寺の塔頭として16世紀から寺格を有し、1899(明治32)年現在の地に移転した。地元では野口不動尊の名で親しまれ、毎年節分祭がにぎやかに催される。

 この日は地元出身の十両羽出山関が訪れて午前と午後の2回豆まきをする予定だったが、午後は都合で欠席となり集まった人たちをがっかりさせた。しかし、お囃子の踊り手たちが豆やお菓子を元気にまくと、みな寒さを忘れて歓声を上げながら盛んに受け止めていた。

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By 飯岡志郎

1951年、東京生まれ。西東京市育ちで現在は東村山市在住。通信社勤務40年で、記者としては社会部ひとすじ。リタイア後は歩き旅や図書館通いで金のかからぬ時間つぶしが趣味。

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