任期満了に伴う4月6日投開票(3月30日告示)の小平市長選に、障害者施設非常勤職員で新人の宮川和之氏(61)が3月27日、無所属で立候補すると表明した。同市長選への立候補は現職の小林洋子氏(52)、27日付けで小平市議を辞職した松岡篤氏(39)=いずれも無所属=に次いで3人目。
宮川氏は神奈川県出身。写真現像所、武蔵野市会計年度任用職員などを経て、2023年4月の小平市議選に社民党公認で出馬して落選。小平市学校給食無償化の運動、公民館使用料免除維持を求める運動などに参加。現在、障害児の放課後等デイサービス施設の非常勤職員。政治団体「こだいら市民の会」事務局長を務め、立候補に当たり共産党、社民党に推薦・支持を要請している。
小平市小川西町の選挙事務所で会見した宮川氏は、現市政について「市の公共施設マネジメントの計画などに市民の声が反映されていない」と批判。「現市長がこのまま4年間続けると、失われる公共施設がいくつも出てくるという危機感がある。計画を見直していくために尽くしたい」と立候補の動機を語った。
具体的には「公共施設の複合化を進める市の計画では、市内の小学校19校が14校に減り、地域センター2つがなくなる。計画は人口推計が根拠になっているが、小平市の人口は今、微増しており、減少に転じるのは数十年先の話。建設費が高騰している中央エリアの建て替え、小川駅西口地区再開発を含めて全体を見直すべきだ」と訴えた。
このほか「情報公開による市政の透明化」「公助を厚くした災害対策」「暮らしを分断する都市計画道路の見直し」などを掲げ、「タウンミーティングや対話集会、説明会などを通じて市民の声をしっかり聞き、市民と対話を重ねながらコミュニティーづくり、街づくりを進めていきたい」と抱負を語った。
あわせて読みたい:
・小平市長選、現職の小林洋子氏が出馬表明 2025年4月6 日投開票
・小平市長選、市議会議長の松岡篤氏が出馬表明 公共施設計画の白紙撤回争点に
・小平市長選の立候補予定者3人が公開討論 公共施設計画など争点に論戦