小平市教育委員会は5月26日、複数の職員に虚偽の出退勤記録を申請させた教育部の50代男性職員(副参事)を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。
副参事は2024年3月から25年1月まで複数の職員に対して、実際には休暇を取っていたのに勤務していたようにした虚偽の出退勤の記録を申請させる違法な職務命令を発していた。虚偽申請は計39回、計80時間にわたっていた。
職員らは職場の出退勤システムに職員カードで打刻して勤務時間などを記録する。教育部の打刻申請の処理が通常よりも多かったため確認したところ、虚偽申請が発覚した。教育総務課によると、こうした事例はこれまでになく、副参事は「職員のため良かれと思ってやっていた。こんなに大きなことになるとは思っていなかった」と話しているという。
虚偽申請した職員には余分に受給した給与分を返還させ、「公表するまでの処分はしていないが、しかるべき対応をした」(教育総務課)としている。
【参考情報】
・小平市教育委員会職員の懲戒処分(小平市)
恥ずかしいことですねえ。小平市は、ガバナンス教育、コンプライアンス教育を見直し、人事制度改革の検討を始めたらいかがでしょうか。民間の会社と比べて、20年ぐらい遅れているのではないでしょうか。
記事に記載がありませんが、虚偽の申請をした職員も処分されたのでしょうね。まさに、税金泥棒です。小平市は市民にどのように説明するのでしょうか?
ご指摘、ありがとうございます。末尾に情報を追加しました。