東久留米市の道端で夏に咲くゼニアオイの花に出会った。南ヨーロッパ原産で、花期が5~7月のゼニアオイが寒風の中を凛として咲いていた。(カバー写真:ゼニアオイの花) 

 ゼニアオイが咲いていたところから100mも行かないうちに、ヒメツルニチニチソウも咲いていた。こちらは南ヨーロッパからトルコ、コーカサスにかけてが原産地で、花期は3~7月と長い。

 ともに耐寒性があるが、それにしても1年で一番寒い日の大寒を前に咲いているのには、驚きを通り越して「天晴れ!」と声をかけたくなった。

 どちらも本来園芸種だが、野生化しているので帰化植物と言った方がいいかも知れない。

ヒメツルニチニチソウの花

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By 鈴木信幸

1950年、福島県会津坂下町生まれ。元新聞記者。現在、フリージャーナリスト。1980~81年滝山団地、81~97年ひばりが丘団地に住む。西東京市在住。

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