東久留米市の道端で夏に咲くゼニアオイの花に出会った。南ヨーロッパ原産で、花期が5~7月のゼニアオイが寒風の中を凛として咲いていた。(カバー写真:ゼニアオイの花)
ゼニアオイが咲いていたところから100mも行かないうちに、ヒメツルニチニチソウも咲いていた。こちらは南ヨーロッパからトルコ、コーカサスにかけてが原産地で、花期は3~7月と長い。
ともに耐寒性があるが、それにしても1年で一番寒い日の大寒を前に咲いているのには、驚きを通り越して「天晴れ!」と声をかけたくなった。
どちらも本来園芸種だが、野生化しているので帰化植物と言った方がいいかも知れない。