清瀬市は23日、最大震度7を観測した能登半島地震の被災地支援のため、市職員2名を石川県能登町に派遣した。
午前9時に行われた出発式に参加した渋谷桂司(けいし)清瀬市長は、緊張した面持ちの派遣職員らを前に「体調に気をつけながら、しっかり役に立って欲しい」と激励した。
同市は17日にも能登町へ職員らを派遣しており、今回は2回目となる。派遣期間は2週間を予定する。派遣された職員らは、現地で支援物資の仕分けや、罹災証明発行の業務などを行う。
こうした職員の派遣は北多摩5市では初めて。
渋谷市長は17日、東久留米市のコミュニティFM局の取材に対し、被災地では市民に加え自治体の職員も避難生活を送っているとしたうえで、「(地震発生以来)基礎自治体の一員として、できることを調整してきた。本日やっと物資と職員を送り出すことができる」と、これまでの経緯を話した。
同市は今後、3回目の派遣を予定しており「引き続き支援していく」としている。
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・清瀬市(HP)