東久留米市は9月26日、市営の学童保育所で放課後児童支援員(運営業務委託事業者職員)が児童の頭を足で小突く不適切な行為が発生した、と発表した。
児童支援員は、保護者が仕事などの事情で家庭にいない小学生に対し、放課後や学校休業日に遊びや学習などをサポートする。
発表などによると、9月18日夕、畳部屋にいた児童の遊び方が危険だったため、児童支援員がやめさせようとしたが止まらなかったため、室内履きを履いていた足で座っていた児童の頭を小突いた。児童は泣いていたが、けがなどはなかった。
市と学童保育所は運営業務委託事業者からの報告を受けて、被害児童と保護者に謝罪、説明し、児童保育所の保護者には臨時保護者会を開く案内を配布した。委託事業者によると、児童支援員はこれまで児童らに不適切な行為をすることなどはなく、問題発生後すぐに依願退職したという。
東久留米市は、学童保育所の名前や関係者の性別、年齢などについて「被害児等が特定される恐れがある」として非公表とした。