東久留米市役所

 東久留米市議会は12月24日臨時会を開き、全市民を対象に1人当たり5000円分の磁気タイプのギフトカード(バニラVisaギフトカード)を給付する「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を含む2025年度一般会計補正予算案を可決した。各戸への郵送は2026年4月以降になる見込み。

 臨時国会で予算成立した地方自治体に交付される「重点支援地方交付金」を活用する物価高対策で、国はできるだけ早期の予算措置を求めているため、この日の臨時会招集となった。「おこめ券」の採用が話題になっているが、臨時会では特に議論にならなかった。

 また、国が定めた子育て世帯を対象に子ども1人当たり2万円の「物価高対応子育て応援手当」を支給する事業も補正予算に盛り込まれ、成立した。

 はなこエリア5市では、東村山市が全市民を対象に1人当たり4000円の現金を「物価高対応家計応援金」として来年3月上旬から個人口座への振り込みを中心に給付する。

 小平市は「重点支援地方交付金」のうち食料品の物価高騰対策の「くらし応援給付金」の第1回として、全市民対象に1人当たり現金3000円を来年3月末までに給付する。

 清瀬市は検討中という。

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By 飯岡志郎

1951年、東京生まれ。西東京市育ちで現在は東村山市在住。通信社勤務40年で、記者としては社会部ひとすじ。リタイア後は歩き旅や図書館通いで金のかからぬ時間つぶしが趣味。

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