小平市の学習塾「開進塾小平校」は、京都大学でパズル学を学び、パズルの博士号を持つ東田大志さんが考案したオリジナルパズルに親子で挑戦する「頭が良くなる!親子でパズル大会」を、1月27日に開催した。
開進塾小平校は、東田さんが京都で運営する「東田式パズル教室」と提携し2月から同教室を開校する。関東では初めてとなる。パズル大会はこれを記念したもので、考案した東田さんも来校してにぎわう様子が見られた。
集まった約14名の参加者は東田さんのレクチャーを受けて、早解形式でポイントを競い合い、合計ポイントに応じたさまざまな景品が送られた。
父親と参加した小学5年生の児童は「最初は難しいと思ったパズルも、ヒントやコツが分かると一気に解けた。自分の力で正解した時が気持ちよくてどんどんパズルがやりたくなった」と笑顔を見せた。
東田さんは、膨大なデータを参照できるAIは優秀とした上で「AIは良くも悪くも過去のデータを超える答えは導き出せない。今後、社会では「考える力」を持った人材が必要となる。自分で考え、答えを導き出すプロセスを養うのにパズルは最適」と話す。
同塾では今後も定期的にパズルの体験会を行う予定。パズル教室だけでなく、塾で学校の科目を学べるコースも用意しているという。「楽しみながら考える力を身につけ、成績アップにもつながる」と意気込む。
【関連情報】
・開進塾小平校(HP)
・開進塾小平校 東田式パズル教室(HP)
・京大東田式パズル教室(HP)