石川佳純さん(右)と中学生選手とのエキシビジョンマッチ

 スポーツの日を祝い、市民がいろいろなスポーツに触れ、グルメも楽しめる機会にと10月13日、東村山市久米川町のTAC東村山スポーツセンターで市民スポーツフェスティバル「ぐるスポ」が開かれた。今回はスペシャルゲストとして卓球元日本代表選手石川佳純さんが参加、トークセッションや市内の中学生選手とのエキシビジョンマッチも行われ、集まった約1500人の市民から盛んな歓声と拍手がわいた。

 東村山市は2020年東京オリンピックに向けて中国代表選手チームの事前合宿地となるホストタウンに手を挙げ、実現しかけたが新型コロナウイルス禍のため断念した。それだけ卓球は市民の人気が高い。石川さんはオリンピック3大会連続で女子団体のメダルを獲得するなどの実績を残したのち2023年に引退、現在はスポーツキャスターなどとして活躍している。

 この日は渡部尚・東村山市長とのトークセッションに続き、ラケットを持って渡部市長と手合わせ。続いて市内の男女中学生選手とエキシビジョンマッチを披露して会場をわかせた。その後、市民と共に創作体操などの運動を楽しんだ。

 「ぐるスポ」ではこのほかにパラスポーツ、AR(拡張現実)を使ったe-sportsの体験ができるコーナーなども設けられた。屋外ではさまざまなグルメやグッズを提供する27のキッチンカーやテントが並んでにぎわった。

 東村山市の中澤恭市民スポーツ課長は「天気を心配したが絶好のスポーツ日和に恵まれ大成功です」と笑顔を見せていた。

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By 飯岡志郎

1951年、東京生まれ。西東京市育ちで現在は東村山市在住。通信社勤務40年で、記者としては社会部ひとすじ。リタイア後は歩き旅や図書館通いで金のかからぬ時間つぶしが趣味。

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