任期満了に伴う清瀬市長選は3月22日告示され、現職で2期目を目指す無所属の渋谷桂司氏(52)=自民、公明推薦=と無所属の新人で元清瀬市議会副議長原田ひろみ氏(50)=共産、社民推薦=の2人が届け出た。3月29日に投開票される。清瀬市の人口は約7万5000人、有権者数は約6万3500人。
両候補は同日、清瀬駅北口で相次ぎ選挙運動の第一声を発した。原田氏は午後1時から、集まった支持者らを前にマイクを握り「大切な市議会の議席を辞してでも市民の皆さんの声がちゃんと届く市政に変えたいとの思いで決意した」と切り出した。市立図書館の削減問題では、市内の子どもからもらったという手紙を紹介するなど、削減を嘆く声が満ちているとして「歩いて行ける図書館を取り戻したい」と述べた。また、市役所の出張所廃止により市民生活が不便を被っていることや、物価高によって子育てが苦境に陥っていることなどを指摘しつつ市政の刷新を訴えた。
午後3時からは渋谷氏が第一声。「この4年間たくさんの政策を前に進めることができた。引き続き市政のかじ取りを任せていただきたい」と呼び掛け、限られた財源の中で行財政改革を進めつつ優先順位を付けて市の発展を図る重要性を強調した。対立候補の政策を引き合いに出しながら「新しい開発などはすべてノーで、福祉と教育の充実など耳ざわりのいいことを言うだけでは市政は前に進まない」と述べ、清瀬駅のリニューアル、北口、南口の再開発、地下鉄大江戸線の延伸などの計画前進を訴えた。

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