東久留米市は4月16日、介護支援専門員が定められた利用者のモニタリングをしていなかったにもかかわらず介護報酬を不正に請求したとして、ツインキールズ(赤星良平代表取締役、東久留米市滝山)を介護保険法に基づき2026年6月から11月まで6カ月間、指定介護事業者の指定の一部の効力を停止する行政処分にしたと発表した。同市介護福祉課によると、介護保険制度が始まって以来介護業者の行政処分は初めて。
発表によると、ツインキールズが運営する居宅介護支援事業所アルゴ(東久留米市本町)に所属するケアマネジャーが少なくとも月に1回利用者の居宅を訪問して利用者に面接しモニタリングを行うとの運営基準に違反して、1人の利用者に対して2023年8月から2025年1月までの間の16回分のモニタリングを行っていなかった。それにもかかわらず、そのモニタリング結果の記録を作成した。また、その他42人の利用者について90回分のモニタリング結果を記録しなかった。
これに伴う介護報酬の不正請求が699万4000円に上り、同市は返還を求めた。利用者からの通報をきっかけに不正が発覚したという。同市は今後介護事業者の管理と指導を強化するとしている。
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