東村山市立中学校7校に給食を提供するための「学校給食東村山センター(愛称:ひがっしーキッチン)」が完成し、8月6日、渡部尚市長や施設の運営事業者らが出席して開設式が開かれた。
市立小15校は自校内に調理施設を持って給食を提供しているが、7つの市立中は「スクールランチ」という弁当を事前に申し込むとハーベストネクスト(脇本実社長、本社・横浜市)が学校まで届ける制度を運用しており、希望者以外は家庭から弁当を持参していた。
中学生全員にも無償で温かい給食をと東村山市が検討を進めた結果、ハーベストネクストがあらためて東村山市内に調理施設を建設、温かい給食3800食を各校に運搬して提供する「食缶方式」を請け負うことになった。
同市青葉町に建設中の給食調理工場(2階一部3階建て、2350平方メートル)がこのほど完成。愛称は市の公式キャラクターから取った。9月の2学期から食缶方式での給食が始まるのを前に開かれた開設式では、脇本社長が「東村山市とは中学校給食が始まった2001年以来のお付き合い。これからはひがっしーキッチンから子どもたちに『おいしかった』と喜ばれる給食を提供したい」とあいさつ。
渡部市長は中学校での給食無償化を実現するまでの経緯を振り返りながら「さまざまな困難があったが、ハーベストネクストが事業を受けてくれたおかげで以前からの市民の念願を実現できた」と感謝の言葉を述べた。
その後出席者による施設内覧会が行われ、衛生管理、アレルギーへの対応のほか、防災対策や食育支援にも配慮した最大調理能力5000食という最新設備が披露された。


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