中国茶や角煮ベースのルーローハン、デザート等を提供するカフェ「min*yan cafe(ミンヤンカフェ)」が1月5日、小平市の小平駅前ショッピングセンター(小平市美園町1)にオープンし、女性客らを中心ににぎわいを見せている。(カバー写真:店主の久保田敏男さん)

 11種類の中国茶を用意し中国茶器に入れて提供する(1100円税込)。2〜3人で1つの茶器をシェアして楽しめ、お湯のおかわり無料。テークアウトもできる。

 茶葉は発酵度合いで「黒茶・紅茶・青茶・黄茶・白茶・緑茶」の順番で6種類に分けられる。緑茶は発酵が浅くさわやかな味わい。黒茶に近づくほど発酵が進み、深い味わいと香りになる。お祝い用に透明なガラスポットに花が開く工芸茶、花茶も用意する。

 人気はウーロン茶などの青茶。ドライフルーツ等の付け合わせのスイーツもあり、女性客を中心に「来店客が増えている」と店主の久保田敏男さんは話す。

 料理は、自家製の角煮を使った角煮パオやルーローハン、中華粥などを提供する。今後は漢方の陰陽五行説を基に、春は新たまねぎやししとう、にら等の食材を使った季節限定の薬膳メニューの提供も行う。

 久保田さんは劇場関連の仕事をする傍ら、自家製角煮の通信販売業を営んでいた。2023年の秋ごろから出身地の武蔵村山市で、友人の実家が経営する中華料理店の定休日にカフェをオープンし角煮を使った料理などを提供し始めた。これが好評を博し、自身の店舗の出店に繋がった。

 「いまは試行錯誤を繰り返す毎日。さまざまな意見を取り入れて、日々、店がよくなっていると実感している」と話す久保田さん。

 「ぜひ中国茶で体を健康にして、お店でゆったりして心を癒してもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時〜19時(L.O. 18時)、火曜定休。

【関連情報】
・min*yan cafe(HP

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By 澤田篤志

はなこタイムス編集部|フリーランス物書き|TOKYO854くるめラ(85.4MHz)で毎週木曜日13:00より「くるめラニュース」のパーソナリティ|座右の銘「質より量」|二児の父|ドーナツはコーヒーに浸けて食べる推進派

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