小平市の公文書開示請求で開示された学校の「いじめ対策委員会」に関する同一の文書が書式や不開示部分などに関して異なる形で公開されていたことが、2月27日に開かれた小平市議会の一般質問で明らかになった。小平市教育委員会は「文書管理のずさんさが招いた事態」と説明した。
問題の文書は同市立花小金井小学校で2022年に複数回開催された「いじめ対策委員会」の会議記録。一般質問で安竹洋平市議(一人会派と維新の会)は、2023 年6月に保有個人情報開示請求で開示された文書と、2025年9月に情報公開請求で公開された同一の文書が、様式・枚数・件名表記・校長印の有無・黒塗り(不開示)部分などに明確な差異があり、「公文書改ざんの疑いがある」と指摘した。
これに対して青木由美子教育長は「複数の記録が並存していたのは事実」とした上で「令和5年度(2023年度)に開示したものは電子データで保存された記録を、本年度(2025年度)に請求があったものは紙媒体で保存された記録を公開した」と差異が生じた状況について説明し、文書の改ざんについては否定した。
また寺本英雄教育指導担当部長は「電子データは当時の管理職、紙媒体は当時の教諭が作成していた」と説明し、「文書管理のずさんさによって記録が適切に保存・管理されていなかったため今回のような事態を招いたことは否定できない」と答弁した。
小平市に文書を請求した複数の当事者は「これまでのところ、小平市教委から文書が複数存在したことへの説明はない。交付された文書のうち、どちらが本物なのか疑問を感じる」と話している。


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