西武池袋線保谷駅北口から徒歩5分のところにある「下保谷四丁目特別緑地保全地区」(旧高橋家屋敷林)で3月24日(日)、春恒例の桜まつりが開かれる。午前10時〜午後5(受付は午後4時まで)。(カバー写真:2023年の桜まつりの様子)

 主催は西東京市みどり公園課と、コンサルタントを手掛けるランドブレイン、高橋家屋敷林保存会が共催し今年で7回目。

 景観や生息する動植物の保護、文化的価値の面で貴重な屋敷林を近隣住人が知り、親しんでもらうのが目的だ。屋敷林の緑は四季で見どころが変わるため、季節毎に年4回イベントを開催してきた。

 春の屋敷林は、頭上にはソメイヨシノが咲き誇り、野草園ではバイモンやニリンソウなど数十種類の春の草花が彩を添える。一般公開をしていない旧高橋家の母屋の中や屋敷林の高木林帯などは、この日に限って見学ができる。

 大人も子どもも一日を楽しく過ごせるイベントが用意されている。屋敷林内にある野草園のガイドツアーをはじめ、屋敷林内で拾える木の枝や木の実を使って、子どもが自由に創作して遊ぶコーナーもある。竹馬、パチンコ台など昔の遊び用具の展示もあり、実際に子どもが使用することもできる。屋敷林内の植物についてのクイズもある。

 野草園のガイドツアーは、1回目が午前10時30分~午前11、2回目が午前11時30分~12時。各回15分前に受付前で整理券を配布する。

 問い合わせは、西東京市みどり公園課=電話042-438-4045=または、株式会社ランドブレイン=電話03-3263-9388=へ。

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By 鈴木信幸

1950年、福島県会津坂下町生まれ。元新聞記者。現在、フリージャーナリスト。1980~81年滝山団地、81~97年ひばりが丘団地に住む。西東京市在住。

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