西武池袋線東久留米駅東口にある「イーストサイドカフェ&ダイニング」(新川町1)が、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故からの復興過程にある福島県を応援しようと4月11日、「福島の日」として営業する。(カバー写真:同店の外観)

 カフェとインド料理レストラン「ルチラ」のオーナーでインド人のソービ・トーマス・アブラハムさん(61)は、1月から毎月11日を東日本大震災発生日の3月11日にちなんで「福島の日」としてレストランとカフェで一か月ごとに交互に営業している。

 3月のルチラでの「福島の日」は満員の盛況で、手応えを感じたアブラハムさんは「ランチもディナーもスペシャルメニューを用意している。ルチラと同じように食べに来て福島を応援してほしい」と意気込む。

 ランチメニューはサラダ、パン(ライス)、魚(肉)料理、スープにワンソフトドリンクがついて2000円(税込10%割引済)。

 ディナーメニューはコース料理で、サラダ、2種類の前菜、魚(肉)のメインディッシュ、デザートにワンソフトドリンクがついて3500円(税込10%割引済)。

 ルチラに来てくれた人たちからはすでに予約が入っている。「ランチの予約はすぐにいっぱいになりそうなので、予約はお早めに」とアブラハムさん。

 ルチラとカフェで使っている福島県会津産コシヒカリが好評で、来店者からの購入希望に応えて、店内で1kg=550円、5kg=2750円(いずれも税込み)で販売する。

 営業時間は9時〜21時(ラストオーダーは20時30分)。日曜定休。問い合わせは電話=042(420)7358へ。

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By 鈴木信幸

1950年、福島県会津坂下町生まれ。元新聞記者。現在、フリージャーナリスト。1980~81年滝山団地、81~97年ひばりが丘団地に住む。西東京市在住。

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