小平市は7月1日、2024年度の市立小・中学校の学校給食費無償化の実施について、すでに徴収した1学期分の給食費は今年9月下旬から10月に返金すると発表した。

 給食費の無償化は5月30日の記者会見で小林洋子市長が方針を明らかにしていた。関連経費約6億4500万円を盛り込んだ補正予算は6月28日に可決。市内の市立小学校19校の児童約10213人と中学校8校の生徒4401人が対象になる。

 既に徴収した1学期分の給食費については、今年9月下旬から10月に返金すると発表した。具体的な返金日は学校により異なる。同市は2学期以降の給食費の引き落としをしない方針で、無償化を受けるための申請は不要している。

 また、給食費の無償化に伴い、今年1月から実施していた第3子以降の学校給食費無償化は中止となり、申請受付を終了している。

 給食費無償化については23区すべてと、多摩26市では13市が無償化を実施。八王子市、国分寺市は2学期からの無償化を予定する。

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By 澤田篤志

はなこタイムス編集部|フリーランス物書き|TOKYO854くるめラ(85.4MHz)で毎週木曜日13:00より「くるめラニュース」のパーソナリティ|座右の銘「質より量」|二児の父|ドーナツはコーヒーに浸けて食べる推進派

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