第13回清瀬ひまわりフェスティバル写真コンテスト清瀬市農ある風景を守る会会長賞作品(提供=清瀬市)

 清瀬市の夏の風物詩、清瀬ひまわりフェスティバルが8月6日から13日までの8日間にわたって開催される。2008年に第1回を開催し、途中コロナ禍の中断を経て昨年に再開。今年で14回目。

 同フェスティバルは、開催地の農地所有者が緑肥(肥料)として植えていたひまわりを一般開放したのが始まり。年数を重ねるごとに協力する農地所有者が増え、今では24,000平方メートルのエリア一面に、約10万本のひまわりが咲き誇る。

会場には見晴台が設けられ、高い位置から広大なひまわり畑を眺められる。周辺の農地では新鮮な農産物の直売やひまわりの切り花、とうもろこしのもぎ取り体験などを企画している。今年4月に発足した清瀬市観光協会がオリジナルTシャツなどのグッズの販売を行う。

 昨年は全日程で猛暑日となったことから、今年は新たにミスト扇風機を会場内2ヶ所に設置。熱中症計による注意喚起を行うなど、熱中症対策にも注力する。

 清瀬市では、物価高騰による開催費用を軽減しフェスティバルの継続的な開催を目的に、ガバメント・クラウドファンディングを活用した寄付を募っている。

 返礼品には、フェスティバルの開催時間外にひまわり畑に入場できる権利や鉢植えのミニひまわり、清瀬駅開業100周年記念グッズなどを用意している。フェスティバルの事務局は「ガバメント・クラウドファンディングは寄付を募る目的だけでなく、ファンのみなさまに支えていただきながら、たくさんの人が関わるイベントを目指したい」とし、寄付に加え、ボランティアや協賛企業などを広く募集している。

主催:清瀬市、清瀬市農ある風景を守る会
日時:8月6日(火)〜13日(水) 9時〜16時(最終入場15時30分)
申込:8月10日〜13日は事前予約制(その他の日は申込不要)
会場:清瀬市下清戸3丁目の農地(石井ファーム、小寺ファーム他)
コールセンター:0570ー005ー615(7月16日〜8月13日、土日祝日含む8時30分〜19時)

【関連情報】
・清瀬ひまわりフェスティバル(清瀬市
・【都心に最も近いひまわり畑】清瀬ひまわりフェスティバルを未来につなげたい!(ふるさとチョイス

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By 笠原文彦

清瀬市在住。元出版社。地理、民俗、食文化に興味あり。

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