台風一過で晴天の富士山(8月17日午前8時54分、小平市鈴木町から)

 今年ほど天気予報を気にかける夏はなかったと思う。連日、最高気温35度以上の猛暑日が続き、明日の天気、週間天気予報を見ては「まだ続くのか…」「やっと少しやわらぐみたい」と一喜一憂している(憂のほうが圧倒的に多いが)。

 ゲリラ雷雨の予報と空模様を伺いながら外出を調整し、「史上最強クラス」という台風7号襲来を前に早々ベランダを片付けて「厳重に警戒」した。8月16日午後、台風は東にそれて関東地域は暴風域から逃れ、気勢をそがれた。

 翌朝は台風一過で久々にくっきりした富士山を拝むことができたが、フェーン現象によって再び猛烈な暑さに。「9月になっても厳しい残暑が続く見込みです」と気象予報士はさらりと告げる。クーラーにはまだまだ頑張ってもらわねばならない。

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By 片岡義博

共同通信社の文化部記者として主に演劇、論壇を担当。福岡編集部、文化部デスクを経て2007年にフリーに。書籍のライティングと編集、書評などを手掛ける。2009年から小平市在住。

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