コミュニティー FM 局「TOKYO854くるめラ」は8月27日午前11時から、特別番組「ラジオで防災!シェイクアウト訓練」を放送した。小平市・清瀬市・東久留米市をエリアとする同局は、3市とそれぞれ災害協定を結んでおり、この訓練も3市が協力して行われた。
シェイクアウト訓練は、米国発祥の防災訓練。地震が起きた想定の音声に対して、身の安全を守る3動作(姿勢を低くする/頭・体を守る/揺れが収まるまでじっとしている)を約1分間行うもの。自宅や職場、学校などで、誰でも気軽に参加できる。
同局では2年前の2022年、初めてラジオ番組内で同訓練を実施。コロナ禍で集合しての訓練が行えない中、ラジオを通じて一人でも行える訓練として注目を集めた。それ以来年1回のペースで特別番組を放送し、今年で3回目となった。
番組では、実際に訓練に参加した東久留米市生涯学習センターの事務室から生中継を実施。副施設長の富田めぐみさんは「普段から机の下を整理していないと隠れる場所がないことがわかった。頭だけは守らないといけないのでどんどん中に入っていったが、揺れている中では頭をぶつけてしまうかもしれない。これは実際やってみないとわからなかった」と感想を語った。