生ビールで販売されたキヨキヨビール。今後は瓶ビールとして各店舗で販売する予定。

 地元産のホップを使った清瀬の地ビール「キヨキヨビール」が10日、「秋のふれあい祭り」(清瀬駅南口ふれあいどーり商店街)で販売された。地元の人気レバニラ専門店「kei楽」(清瀬市松山1)のレバーのから揚げと地ビールのセットが人気を博した。客からは「ホップの香りが濃くて美味しい」と好評だった。

 渋谷桂司(しぶや・けいし)清瀬市長も会場を訪れ、買い求めたキヨキヨビールを口にして「美味しい」と笑顔を見せ、「たくさんの店で扱ってもらえれば」と呼びかけた。

 キヨキヨビールは地元のコミュニティFM局「TOKYO854くるめラ」が企画。地元産のホップを使ったビールにこだわり、2022年の販売を開始した。

 3年目の今年は清瀬市の農家、並木猛さんに加え、ボランティア市民がホップの苗を持ち帰って自宅の庭で栽培した。収穫量は約8キロ。キヨキヨビールの責任者を務める高橋靖さんは「おかげで昨年の10倍以上のホップができた。今年はホップの出来がいい」と驚きの表情を浮かべる。

 先行販売が行われた「きよせ市民まつり」(10月27日)では、用意した400杯を完売。今回の「秋のふれあい祭り」で再販売したうえで、残った分を瓶ビールとして、市内のコンビニエンスストアや飲食店などで販売する。

 秋のふれあい祭りはこの時期、清瀬南口商店街振興組合の主宰で毎年行われている。今年は各種フリーマーケットや清瀬産の牛乳を使ったチーズと野菜の販売、ライブステージなどが開催され多くの来場者で賑わう様子が見られた。

【参考情報】
・キヨキヨビール(公式

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By 澤田篤志

はなこタイムス編集部|フリーランス物書き|TOKYO854くるめラ(85.4MHz)で毎週木曜日13:00より「くるめラニュース」のパーソナリティ|座右の銘「質より量」|二児の父|ドーナツはコーヒーに浸けて食べる推進派

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