はなこタイムスの各記者が北多摩地域の紅葉を写真で紹介。寄せられた記事を紅葉が終わるまで随時更新。

12月2日

▼筆者自宅(西東京市ひばりが丘北)周辺の紅葉2点
 民家屋敷林内にあるカエデの高木の紅葉が見頃。見上げると巨大な傘の下にいるような気がする。樹種は家人も知らないとのことだが、恐らく「モミジの王さま」と呼ばれているオオサカズキ(大盃)と思われる。陽射しの当たっているところとそうでないところのコントラストが美しい。きれいに刈り込まれたドウダンツツジの生け垣は、筆者お気に入りの散歩コースにある。(鈴木信幸)

12月2日

▼田無演習林内のカエデ
 西東京市緑町一丁目にある東京大学の田無演習林内のカエデ見本林とブナ科見本林が紅葉真っ盛りだ。
日本のカエデは約20種あるが、見本林では約10種見られる。木々はほとんどが高木、巨木で圧倒される。見本林内ではないが、ノムラカエデ(写真)、オオサカズキ、ベニシダレが枝を寄せ合っているところはいちばんの人気スポット。赤、黄、オレンジに色づいた葉が初冬の澄みきった青空に映え渡る。(鈴木信幸)

12月1日

▼都立小金井公園

 都立小金井公園のイロハモミジが見頃を迎えている。週末とあってバーベキューセットを積んだカートを引く家族が多く行きかっていた。

 現在、公園西口からたてもの園広場のエリアにライトアップスポットを設け、あかりに灯された夜の公園散策を楽しめるイベント「花と光のムーブメント 小金井公園ナイトパークワンダー」を開催中。12月8日(日)まで。(卯野右子)

・花と光のムーブメント 小金井公園ナイトパークワンダー(公式サイト

▼秋の夕陽に

 照る山紅葉ならぬ、小金井公園の北隣にある草野球場のイチョウ。
この野球場は千代田区のもので、千代田区在住・勤務の人の利用が、地元の人に優先される。
なんというか植民地みたいですね。下のように紅葉もあるが、あまりうまく撮れていない。(杉山尚次)

▼民家のモミジ
 東久留米市浅間町の民家の玄関脇にあるモミジの鉢植え。家人によれば樹齢は20年以上だが、こんなに見事に色づいたのは今年がはじめてとのこと。残念ながらモミジの種類は不明。(鈴木信幸)

▼玉川上水「すいしゃはし」たもと

 西武新宿線鷹の台駅近く。玉川上水にまたがる「すいしゃはし」たもとの一際大きな木。「寒さにはまだ負けん」とばかりに青々としている。なのに幹に巻き付いたツタは真っ赤に紅葉していた。まるで紅葉を編んだセーターで着飾って一人だけ温まっているよう。なんとなくボクは自分の首にぐるぐる巻いたマフラーを外して「寒さにはまだ負けん」とつぶやいてみた。30秒後、あっさり負けを認めた。(澤田篤志)

11月30日

▼カマキリと
 西東京いこいの森公園(西東京市緑町)は市内最大の市立公園。約10万人が訪れる秋の市民まつりなどイベントも多いが、この日は何もなく、原っぱ広場でのんびりランチを楽しむ家族や、バドミントンで遊ぶ子供たち、読書する人の姿も。その一角で、色づいた葉を見上げるようにしていたのが、巨大なカマキリ…いや、公園内に置かれたオブジェ「森の仲間たち」の一つだ。カマキリの目に紅葉はどう映るのか―。横に並んでしばし一緒に見上げた。(倉野武)

11月29日

▼野火止平林寺の紅葉
 例年よりも色づくのが遅かった平林寺。11月最終週にようやく見頃を迎えた。12月に入っても楽しめそうだ。(柳瀬ゴロー)

▼清瀬市下宿八幡神社と所沢市滝の城址公園
下宿八幡神社は新田義輔が暦応年中(1338-1342)に創建したと伝えられる。大きなけやきがあり、清瀬のパワースポットともいわれている場所である。紅葉はまだ始まったばかりのように見える。

 下宿から柳瀬川を挟んだ反対側に、滝の城址公園がある。戦国時代に城があった場所で、伝承によると1180年(治承4年)頃に 源頼朝の挙兵に応じて築城されたとのことである。その番所が対岸の清戸下宿にあったともいわれている。現在本丸跡には城山神社があるが、その周囲には堀の跡が残っており、戦国時代が身近に感じられるスポットとなっている。(高橋靖)

▼入れ!
 小平市花小金井6丁目の東部公園。手作り雑貨やダンスのイベント開催時はにぎわいの場となるが、ふだんはひっそりしている。早朝、シルバーさんが清掃を始め、やがて父子がノックの練習に現れ、秋にはどんぐり拾いの園児たちがやって来る。バスケのシュートに何度も挑む少年。落ち葉の地面を蹴ってジャンプ。入れ!(片岡義博)

11月28日

▼多摩湖秋天
 多摩湖(東大和市)の正式名称は「村山貯水池」、今から100年近く前の1927年に完成した人造湖で、東京都の水道専用貯水池だ。西武鉄道社長の堤康次郎が一帯を大規模なレジャーランドとして開発した。ダム堰堤の下にあたる東側には都立狭山公園(東村山市)が整備され、春には桜の名所としてにぎわう。しかし秋の紅葉の方が武蔵野の風情にはふさわしい。

 秋晴れの11月28日、湖面はキラキラと陽光を映し、取水塔の上には青空を背景に富士がぽっかりと浮かぶ。周囲をトウカエデ、モミジ、イチョウなどが赤、黄、オレンジに身を染めて美を競っていた。(飯岡志郎)

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By 編集部

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