2025年8月25日、広報人材募集について記者会見する渡部尚・東村山市長

 東村山市は10月1日から広報統括担当職員(課長級・任用付)の募集を始めた。市報、ホームページ、交流サイト(SNS)などを横断し、日々の情報が市民に迷わず届く仕組みをつくる役割で、キャッチフレーズは「志村けんさんだけじゃない、次の東村山へ」。

 東京都には広報人材を外部から導入する自治体はあるが、課長級の専門職公募は多摩26市で初という。募集期間は10月1日から11月30日まで。採用人数は1名、任用期間は2026年4月1日から29年3月31日までで、最大2年間の延長の可能性がある。応募は市のホームページの専用サイトから。

 渡部尚市長は「東村山市は残念ながら志村けんさん以外ではほとんど知られていないのが実情で、情報発信が不十分と言わざるを得ない。こうした現状を打破し、東村山の今と良さを広く市の内外に届けられるよう外部からの専門人材を求めることにした。多くの方に応募していただきたい」と話している。

東村山市役所

Loading

By 飯岡志郎

1951年、東京生まれ。西東京市育ちで現在は東村山市在住。通信社勤務40年で、記者としては社会部ひとすじ。リタイア後は歩き旅や図書館通いで金のかからぬ時間つぶしが趣味。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です