東久留米市前沢のまえさわ小町商店会のPRユニット「こまちーズ」が、東京都主催の「令和5年度 東京都女性活躍推進大賞」の地域部門で大賞に選ばれ、1月25日、都庁第一本庁舎で行われた贈呈式に参加した。(カバー写真:こまちーズの3人。左からKyokoさん、Yucoさん、Yukinoさん)

 同大賞は女性の活躍を促進する、すぐれた取り組みを行った企業や団体などに送られる。東京都が2014(平成26)年度から毎年行い、今年で10回目となる。

 こまちーズは女性3人組の同商店会のPRユニット。2019年11月に発行した商店会50周年記念冊子の企画・制作の中心となった女性3人を、誰からともなく「こまちーズ」と呼ぶようになり結成した。

 イラストなどでユニットをアイコン化したうえでSNSや動画投稿サイトなどを積極的に活用。女性や若者が馴染みやすい明るくポップなイメージ戦略を展開した。

 2022年には、加盟店の店主の顔をイラストにしてカードを作成。買い物をするとカードがもらえ、規定数集めると景品がもらえる「まえこまカードラリー」を開催。200組用意した景品が1週間でなくなる好評ぶりだった。

 よくあるスタンプラリーを「カード集め」に昇華するアイデアが光る。

 こうした取り組みが今回の受賞に繋がった。東京都は「女性の視点を取り入れた企画の立案で、若者などの新規顧客を呼び込み、商店会の活性化とイメージアップに大きく貢献した」と評価した。

 商店会の大賞受賞は初めてだという。

 同商店会事務局の横井修さんは「家庭、店舗を優先することが商店会の活動を活発にすると考えている。こうした思いが評価され受賞に繋がった」と話す。

贈呈式では小池百合子東京都知事から賞状などが授与された
親しみやすいイラストをブランディングに活用

【関連情報】
・まえさわ小町商店会(HP

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By 澤田篤志

はなこタイムス編集部|フリーランス物書き|TOKYO854くるめラ(85.4MHz)で毎週木曜日13:00より「くるめラニュース」のパーソナリティ|座右の銘「質より量」|二児の父|ドーナツはコーヒーに浸けて食べる推進派

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