ケーブルテレビ事業などを手掛ける「J:COM(ジェイコム)東京」(練馬区)は2月6日、西東京市の公共施設「コール田無」のネーミングライツ・パートナー協定に合意し、同日、締結式を行った。「コール田無」の愛称は、4月1日から今後3年間「J:COMコール田無」となる。

 「コール田無」は、西東京市民と近隣市の交流を目的に1999(平成11)年7月に開館。最大収容人数165席の多目的ホールや音楽室などを完備し、イベントやコンサートの会場として使用されてきた。

 ネーミングライツ事業は公共施設の愛称の命名権を民間企業などに自治体が与えるもので、同市は2021年11月に市内の公共施設「保谷こもれびホール」と「コール田無」の2カ所を対象に命名権を募集していた。

 このうち「保谷こもれびホール」はタクトホーム(西東京市東伏見)が2023年1月にネーミングライツ協定を締結し、同年4月に「タクトホームこもれびGRAFARE(グラファーレ)ホール」へと愛称を変更している。

 今回の協定合意により「コール田無」は今後、2024年4月1日から2027年3月31日までの3年間「J:COMコール田無」の愛称に変更される。命名権使用料は年間120万円、3年間合計で360万円となる。

 今回の協定についてJ:COMは「​​当社の所有するメディアを通じて地域情報を発信し、施設の役割の一端を担っていきたい。地域密着型の放送・通信事業者として地域デジタルデバイド(情報格差)の解消に寄与したい」と話した。

【関連情報】
・コール田無の愛称は「J:COMコール田無」(西東京市

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By 澤田篤志

はなこタイムス編集部|フリーランス物書き|TOKYO854くるめラ(85.4MHz)で毎週木曜日13:00より「くるめラニュース」のパーソナリティ|座右の銘「質より量」|二児の父|ドーナツはコーヒーに浸けて食べる推進派

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