都立小金井公園で2月11日、「香り・触れる・視る・味わう・知る」などの五感で早春を感じながら梅見を楽しむイベント「梅林で春さがし」を、公園サービスセンターの主催で開催する。
梅の香り比べや触った質感を体験する木肌比べ、小金井公園樹木の会による梅林ガイドツアーなどが催される。会場のキッチンカーでは温かい食事の提供も予定する。
同園の梅林には27種、約90本の梅があり品種によって開花時期が異なる。見頃は1月から3月までと長く、毎年、期間中はたくさんの来園でにぎわう。
取材時の1月下旬には、白い花の「古城の春」「八重野梅」「水心鏡」が満開を迎えていた。濃いピンクが際立つ「緋の司(ひのつかさ)」が、白色に混ざって華やぎを添えていた。淡いピンク色の「曙」は5分咲きだった。
イベントが開催する週末には、さらに多くの品種が可憐な花を咲かせ見ごろを迎える。甘い香りがただよう梅林で春を体感できる一日になりそうだ。
【関連情報】
・都立小金井公園(HP)
・「梅林で春さがし」2月11日(日)11時~15時 *雨天中止(小金井公園)
・季節の花を見に行こう!(東京都公園協会)
・梅林のご案内2024年(小金井公園)