東日本大震災から13年。被災地の現状を伝えて災害に備える第13回「忘れない3・11展」が3月5日から10日まで小平市中央公民館で開催される。(カバー写真:2023年の「忘れない3・11展」)

 市民団体に加え小平市、警察、消防、ライフライン関連企業など28団体が被災地の抱える課題や支援活動、防災情報をパネルや映像、活字資料で紹介するほか、講演やコンサートを通じて震災の教訓を伝える。

 8日午後1時半からは、地域の防災リーダーや自治体向けに「災害・防災のためのファシリテーション研修」を展開している鈴木まり子さんを迎えて「いざという時のために備えよう話し合う力」 と題する学習会(要申込、資料代800円)を開く。

 9日午後1時半からは福島原発事故を継続的に取材して日本新聞協会賞などを受賞したジャーナリスト青木美希さんの「なぜ日本は原発をとめられない」と題する講演会(資料代800円)を開催。

 10日午前10時からは映画「医師中村哲の仕事・働くということ」の上映会、同日午後1時半からは復興支援に向けたチャリティコンサートをそれぞれ開く。

 入場無料。問い合わせは実行委員会事務局、奥野宏子さん = 電話090(2402)5704 へ。

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By 片岡義博

共同通信社の文化部記者として主に演劇、論壇を担当。福岡編集部、文化部デスクを経て2007年にフリーに。書籍のライティングと編集、書評などを手掛ける。2009年から小平市在住。

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