清瀬市は2月26日、コミュニティーバス「きよバス」に導入するEV車両の出発セレモニーを、庁舎前の清瀬市しあわせ未来センターで実施した。運行は3月15日から。
セレモニーでは、渋谷桂司市長と森田正英市議会議長、きよバスを受託運行する西武バスの塚田正敏社長の3人によるテープカットののち、EVバスの試乗走行を行った。
渋谷市長は「清瀬市はゼロカーボンシティ宣言を表明し、自然災害への対応と安心・安全な市民生活の確保を目指している。EVバスの導入で、さらなる環境負荷の軽減につながることを期待している」と話した。
EVバスは、現在運行中の3台のうち1台を切り替える計画で、当初は2024年2月の運行開始を目指し2023年度の当初予算で2,700万円を計上した。東京都と国土交通省の制度も活用する。
コミュニティーバスへのEV車両導入は多摩26市の中では八王子、羽村市に次いで3例目。「きよバス」は市内の野塩・中里地区の公共交通の不便を解消するため、2009(平成19)年1月に運行を開始し、主に西武池袋線清瀬駅と同秋津駅を結ぶ。
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・清瀬市(HP)